庵野秀明は声優が下手すぎてヤバイ!?棒読み?実は理由があった!

ジブリ映画『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎の声優の庵野秀明さんが、下手すぎてヤバイと話題になっています。

庵野秀明さんといえば映画監督でアニメーター、代表作は「新世紀エヴァンゲリオン」という実力を持っている凄い方です。そんな声優としては経歴の無い庵野秀明さんを『堀越二郎役』に起用したのは、宮崎駿監督本人だそうです。

そこで今回は、

庵野秀明の声優が下手とは本当なのか?

・庵野秀明が宮崎駿に声優として起用された流れ

・庵野秀明が声優に選ばれた理由を調査

・庵野秀明の声優の下手さに対する世間の声

についてまとめていきたいと思います。

目次

庵野秀明の声優が下手すぎてヤバイ!?

『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎の声優を務める庵野秀明さんが、

「下手すぎ」「棒読みすぎる」と話題になっています。

庵野秀明は本当に声優が下手なのか?

それでは、実際に庵野秀明さんの声優ぶりが下手なのか検証していきましょう!

如何でしたか?

確かに、棒読み具合が下手な感じがしてしまいますね(汗)

ただ個人的な感想ですが、

庵野秀明さんはかなり綺麗な声をされていますね!

庵野秀明が宮崎駿に声優として起用された流れ

庵野秀明さんは、「監督」としてはかなりの実績の持ち主ですが、

声優としては素人と言えるでしょう。

ここでは、そんな庵野秀明さんが声優として起用された流れを追っていきたいと思います。

①本当は作画スタッフとして申し出ていた

実は庵野秀明さんは最初、スタジオジブリの鈴木敏夫さんに対して

「零戦が飛ぶシーンがあるなら描かせてほしい」

と申し入れていたそうです。

実は、庵野秀明さんは以前

『風の谷のナウシカ』

で、ジブリ作品に関わっていたそうです。

しかも、あの『新世紀エヴァンゲリオンの監督が手掛ける零戦』ともなれば、

ジブリファンだけでなく、エヴァファンにも堪らないものとなったに違いありませんね!

しかし宮崎駿監督は、

作画スタッフとしてではなく、本作の主人公の声優として出演するように

と、庵野秀明さんに言ったそうです。

②困惑しながらもオーディション

もちろん、庵野秀明さんは自身が声優をするのは反対だったそうですが、

庵野秀明さんは宮崎駿監督を「師」として尊敬されているそうです。

そんな宮崎駿監督の提案を、

無下にするわけにもいかなかった庵野秀明さんは、

本当にいけるのか確認の為に一応オーディションを受けたそうです。

すると、ここしばらく見たことないくらい

ニコニコと満面の笑みの宮崎駿監督が、

「やって!!」

と、庵野秀明さんに主人公の声優を再依頼したそうです。

その時の心境を庵野秀明さんは

「これはやるしかないんだろうなと思ったのが正直なところ」

と後に語っています。

③「セリフはそんなに無い」と言われていたが!?

庵野秀明さんは宮崎駿監督に、オーディション時には

「堀越二郎は寡黙な男、セリフはそんなにないから。」

と言われたので、渋々ながらも引き受けたそうです。

しかし後ほど、庵野秀明さんが絵コンテを見ると

・ずっとしゃべりっぱなし

・歌はある

・フランス語もドイツ語もある

これには宮崎駿監督に、

「完全に騙された・・・。」

と、庵野秀明さんは思ったと語っています。

庵野秀明さんは、自ら声優をしたかった訳では無いようですね(笑)

庵野秀明の声優が下手なのには理由があった!

ここまで、庵野秀明さんが声優に起用された理由は、

宮崎駿監督が押したからだとまとめてきました。

それでは、宮崎駿監督はなぜ声優としては素人の庵野秀明さんを採用したのでしょうか?

①そもそもジブリはプロの声優を起用しない傾向にある

そもそもジブリは古い作品を除くと、

プロの声優をあまり起用しない

傾向にあるようです。

何故ならプロの声優さんを使うと、

人間っぽさ・リアルさがなくなる

からだそうです。

確かにアニメには、その世界観を表すために現実ではあり得ないリアクションや

オーバーな声のトーンが使われますよね。

これは、視聴者側からすると見ていて面白かったりするのですが、

宮崎駿監督はこの手の”演技”を嫌いっており、

「アニメーションを作っているのではなく、あくまでも”映画”を作っている」

と考えているようです。

なので、アニメの様式美のような演出を避け、

素人の声優を起用しているのですね。

また、『耳をすませば』の主人公・雫のお父さんも棒読み過ぎて話題になりましたが、

それも同じく

声優の演技ではない、リアルな”お父さん”の声

が、欲しいが故の人選だったのですね。

ちなみに、雫のお父さんの声優の「立花隆史」さんという方です。

本業は、ジャーナリストで作家、そして評論家だそうです。

今回の『風立ちぬ』に至っても同じくプロの声優を起用していないが為に、

庵野秀明さんの素人な声優具合が、

下手」という感想に繋がってしまったのだと思います。

②庵野秀明=堀越二郎だから!?

これは、2013年7月放送の「笑ってこらえて」で放送された内容です。

宮崎駿監督が庵野秀明さんを『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎の

声優に起用した一番の理由は、

「堀越二郎は庵野監督のようだと解釈したから」

だそうです。

これは「宮崎駿監督の感覚で似てる感じ」というわけではなく、

実際に、庵野秀明さんは堀越二郎にとても似ているそうなんです。

ジブリ映画『風立ちぬ』の「堀越二郎」のモデルとなった、

史実上の堀越二郎氏に関する過去の文献や、

堀越二郎氏の親族の話を聞いたところ、

「感情を表に表すことが少なく、ボソボソと棒読みのように話す人物だった。」

とのことです。

それにプラスして、堀越二郎氏の「非人間的な天才感」を出すためには、

声優としての本人にも同じ雰囲気がなくてはいけない、という理由もありました。

よって、声優を選定しているときに鈴木敏夫さんが、

「庵野はどうですかね?」

という鶴の一声を発したそうです。

そこで宮崎駿監督はノリノリの様子で、

実際に庵野秀明さんに声優をやらせてみたところ、

トントン拍子で決定したそうです(笑)

庵野秀明さんの人柄と天才的な才能が堀越二郎氏と一致し、

更にそのことが、リアルを追求する「ジブリスタジオ」の考えとも一致したのですね!

庵野秀明の声優は下手!? 世間の声は賛否両論だった!

これまで庵野秀明さんの声優具合が下手な理由をまとめてきましたが、

世間の皆さんは、どのように思っているのでしょうか?

実は、その声は賛否両論ありました!

賛成の声

それでは、賛成の声を見ていきましょう!

やはり、宮崎駿監督の狙い通り庵野秀明さんの声優としての

「下手で棒読みなリアルさが良い!」

という意見が多いようですね。

反対の声

次に、反対意見を見ていきましょう!

ジブリは、プロの声優を起用しないと分かっていても、

素人的な棒読み加減が

「下手で嫌だ!」

と感じてしまう方が多いようですね。

これまで、『庵野秀明さんの声優が下手すぎてヤバイ!?』について

まとめてきましたが、

良い作品には賛否両論ある物が多いと思います。

よって、『風立ちぬ』と『庵野秀明さんの堀越二郎はそれだけ魅力があるという事では無いでしょうか。

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